2008/03/14 地名のことなど

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 高槻市の一部に朝刊とともに月1回配布されている「きつつき21」というパンフレット(?地域情報誌?)があります。摂津富田駅そばの「昌盛館」というところが発行しています。「サンケイリビング」や「ぱど」は開きもしないのですが「きつつき21」はおもしろい。高槻茨木の郷土的イラストと、郷土史が掲載されています。昔の芥川安威川の様子がよくわかります。このおもしろさに気づいたのは昨年で、ずっと読まずに処分してきたことが悔やまれます。
 2007年6月に摂津峡の三好山へ行ったのも元ネタは「きつつき21」でした。表紙の近隣の水彩スケッチがまずすばらしい。
 2007/12月号からのネタ。高槻市に津之江という町があり、津之江公園は芥川と如是川の合流地点でとても広い公園です。私もよく遊ばせてもらっています。「きつつき21」の記事によると「津之江の『津』も『江』も古代の『港』を意味します。昔の津之江は前が入江だったのです。淀川の川上にある山崎の『崎』も入江を意味します」。さらに津之江には「筑紫津神社」があって、九州へ向かう船が往来していたそうです。
 高槻市なんて海からだいぶ遠いと思っていたのですが、大阪湾も淀川も大阪平野も今とずいぶん違っていたのですね。「唐崎」なんて唐の船が行き来していたのかな!
 吹田市の高浜神社のあるあたりは渡し舟や水運の浜だった、大阪市の住吉と書いて「すみのえ」と読ませるのも見たことがあります。大阪市浪速区の住吉大社には「釣人大漁御守」が売っています。あのあたりも海が近かったのでしょう。かつての風景と人々の暮らしはどんなだったでしょう。想像すると楽しいですね。
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