23/01/02 Key to the "西国" Highway
2 Comments
wooは宇宙船のwoo

Highwayは街道の意だったのですね。というわけで冬と言えば冬の風物詩(?)街道歩きです。今回は西国街道、豊中市の石橋阪大前駅からスタート。この商店街は大阪中心部と能勢を結ぶ能勢街道でもあります。

能勢街道からいよいよ西国街道に入ります。暗いと道標がよくわからなくて困ったものです。

ほどなくして猪名川軍行橋。伊丹空港からの離陸が見られないかと3分くらい待っていましたが来ず。渡り終えてから一番機。やっぱり世の中そういうことになっているのです。(というわけで毎度のことながらくどくなりますので・・・)

伊丹市に入って、猪名川の河岸段丘、その段丘崖を切通して伊丹坂。この南北にはみごとな段丘崖が続いています。

大鹿。あの坂上田村麻呂が大きな鹿を仕留めた地との伝説。

「すぐ西宮」とあります。以前も書きましたが「すぐ」は「まっすぐ」の意です。今日の目的地西宮はまだ遠いです。

立派な門松。もうあまり見ることがありません。いいところですね。稲野小学校。

ここは非常に興味深くて、このアーケードというか一つの建物内の通路が、旧西国街道と一致します。商店街が旧街道と一致するのはありますが、これは旧街道がおそらく私有地になっていて、しかも通行の用途に供せられるというのは…この狭さといい、レトロ建築としても一級品。お店営業なさっているのでしょうか。また行ってみたいです。

昆陽は宿場でしたがそれらしい建物などは見つけられませんでした。と言ってるまに武庫川左岸。1909年まで「髭の渡し」があって対岸の西国街道と最短で結んでくれていたのですが、渡船がないのでだいぶと迂回しなければなりません。(尼崎市)

甲武橋まで南下、渡ってまた北上。河川敷にも日が差して、定番の凧揚げ。冬らしいいい風景。西宮市に入りました。

保護木に指定されているクスノキ。逆にこれがないと旧街道とは思えないくらい一般的な住宅街。

門徒厄神に初詣に行かれる方の多いこと。元旦ではないのですがやはり多かった。申し訳ないのですが素通りで。

「すぐ京都伊丹池田」

西宮市東川。小高い丘は広田神社ですかね。六甲山系がとても近いです。

阪急をくぐってJRをくぐって2号線をわたって、もうすぐ今日の行程もゴールが近いです。

阪神をくぐって右折。西国街道の真正面には西宮神社の正門。もう人人人・・・。何か事件?かと思いましたよ(笑)。

ハイ、西宮神社も申し訳ないことに素通りして阪神西宮駅をゴールとしました。0607スタート、1258ゴール移動距離約20.1㎞でした。
分割払いではありますが、京都から三宮まで西国街道巡礼を満行いたしました。三宮から向こうも西国街道は続いているのですがいったん区切りがついた気分です。めでたい新春となりました。ご清聴ありがとうございました(笑)。
京都~高槻(2012/01/01)
高槻~石橋阪大駅前(2020/02/01)
石橋阪大駅前~西宮(2023/01/02) 今回
西宮~三宮(2019/01/01)