続・芥川で遊ぶ!

 大阪府高槻市を流れる芥川やその他フィールドでの写真など。

09/02/02 「自然災害」

 なかなかかぜがすっきりと治らないワタクシですが、引きこもっているあいだに興味深い本を読みました。「水害大国・天災・人災・怠慢災」辻田啓志著、つげ書房新社、2008年6月初版発行。著者は私と同じ高槻市の方らしいです。

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 記憶に新しいところで、2004年10月の台風23号。兵庫県豊岡市で円山川堤防が決壊。観光バスが立ち往生、水没し乗客がバスの上にのぼってひとばん救出をまったという、あれです。
 この台風だけではないのですが、著者らのえらいところは、あちこちと地元の方でもないのに何度も足を運び現地を広く深く調査しているところです。
 その結果・・・、台風による「自然災害」であった、と言っていいのか。私たちは「自然災害」と聞いて納得していいのか。だれが「自然災害」と言っているのか。言い換えれば「自然災害」は「自然」の災害だからヒト(特に「自然」方面の方々)には責任はない、というアピールが含まれている。堤防が決壊しそうだと何度も通報しているのに動かない119、伊勢湾台風より水位が低かったのにドロ水が押し寄せてきた来た、雑木林はびくともしてないのに、すぎひのきの植林が山津波とともに流出して表土がなくなってる、とか。そして、一度ドロ水につかったところは数年たっても、家も田んぼも商店も再建が困難になっているらしい・・・。補償の問題含めて。これは「自然災害」なんでしょうかね。
 ひとの「営み」が災害を大きくややこしくしてきている。一方で災害そのものを矮小化し、あるいは過大評価するデマによってダムを作ろうとする(地元の方にはばれてます)。 
 私も、地球温暖化によって年々台風は巨大化していて、遠因として人間のせいであるとしても「自然」災害対策は今後大きな課題だと考えていましたが、ちょっと考えなおしましたねー。
  1. 2009/02/02(月) 22:02:24|
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大阪府高槻市に住んでいる中年男。芥川は高槻の鴨川、というのが理想。

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