今日はあたたかかったですねー。さて、今日は大阪市内に用事があったので、用事の前に、また、かつて住んでいた玉造あたりを歩いてみました。表通りはもう大きなマンションだらけになっていますが、環状線の内側、天王寺区や中央区には表通りから少し入ると、京都もびっくりというくらい「路地」がまだあります。町屋もあります。「路地裏」って言い方があります。せまい路地の裏ってどれだけせまいんでしょう。ここには「路地裏」も生きています。
おお、これぞ「長屋」だ。もう重要文化財か絶滅危惧種。後ろには大きなマンションが…。積極的に保護しなければならないのではないでしょうか。

このあたり、大阪の上町台地と呼ばれるところは、谷町丁6目、上本町、四天王寺夕陽丘駅あたりで、高台になってます。ビルばっかりですぐには高低差がわからないのですが、突然年季の入った石段や石垣が目の前に現れます。ビルもなく、もっと海が近かったころ、上町台地から見る夕陽はそれはそれは美しいものだったそうです。だから夕陽丘。今は望むべくもありません。(続きます)
「路地裏」の写真を撮っておられる方もいらっしゃいます。私も路地裏が好きです。せますぎてドキドキします。あまりうろちょろしてると空き巣っぽいですなあ。困ったもんだ。

路地裏の交差点。思わぬところから人が出てきてびっくりしたり。

石畳とトタン板のさびと共産党のポスター。自民党や民主党のポスターなんか全然似合わなさそうです。

突然現れる石段。ご近所の方が鉢を置いたり、公道も我が庭。その共有感がよろしいですなあ。

レンガ道。いつ誰がこの道を作ったんでしょうね。良哉。