14/12/31 世の中にたえて年末年始のなかりせば冬の心はのどけからまし
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wooは宇宙船のwoo
せっかく年末休暇に入ったというのに、めずらしく頭痛などという散文的な症状が現れ、意欲的になれないでいます。ロキソニンがやや効いているようですが胃腸への副作用もでています。
しかしせっかくなので片付けらしいことをしながら。
今年読んだマンガとしては「乙嫁語り」が印象的でした。2014年のマンガ大賞受賞作ということで読んでみました。19世紀の中央アジアというもう作者の独壇場、趣味全開大盛り。表紙も本編も美しい画。衣装もじゅうたんも風俗習慣にも研究と思いの深さを感じます。(追記-新年の干支の羊もたくさん出てきます)

秋に松山に帰省したときに、子規博物館に寄りました。展示は見ずにショップにだけ行ったんです(笑)。こういうところのショップには書店でもアマゾンでも手に入らないオリジナルなものがあるので楽しみです。しかも安い。

子規の描いた天然色絵画集。「仰臥漫録」などに白黒のイラストがありましたがそれがカラーで。今の絵手紙のような軽い筆致と句。ケイトウはやはり赤く。句も歌も随筆も評論も絵も!天才しかも寝たきりで!
今年なくなった方では、赤瀬川原平さん。

もう何百回読んだか知れない「超芸術トマソン」(汚い-すいません)。わたくし実は赤瀬川さんのこの本に影響されてカメラで街歩きをするようになりました。
トマソンとは何ぞ!ヒトの無意識の製作物にして他人に発見されることで意味づけられ価値を見出されるも、いずれ消えてゆく都市の紅葉のようなもの、とでも。参考までにトマソン物件「庇」(2014年吹田市)。

窓が塞がれたことで庇が意味を失いつつも塞がれた窓跡とともに美しく塗装され保存されているという・・・。
ということで今年もワケわからないまま終わりそうです。みなさまほんとうにありがとうございました。来年もよろしくお願いします。三ヶ日は天気が悪いそうで恒例歩き初めも難しそうです。のんびりさせていただこうと思います。
しかしせっかくなので片付けらしいことをしながら。
今年読んだマンガとしては「乙嫁語り」が印象的でした。2014年のマンガ大賞受賞作ということで読んでみました。19世紀の中央アジアというもう作者の独壇場、趣味全開大盛り。表紙も本編も美しい画。衣装もじゅうたんも風俗習慣にも研究と思いの深さを感じます。(追記-新年の干支の羊もたくさん出てきます)

秋に松山に帰省したときに、子規博物館に寄りました。展示は見ずにショップにだけ行ったんです(笑)。こういうところのショップには書店でもアマゾンでも手に入らないオリジナルなものがあるので楽しみです。しかも安い。

子規の描いた天然色絵画集。「仰臥漫録」などに白黒のイラストがありましたがそれがカラーで。今の絵手紙のような軽い筆致と句。ケイトウはやはり赤く。句も歌も随筆も評論も絵も!天才しかも寝たきりで!
今年なくなった方では、赤瀬川原平さん。

もう何百回読んだか知れない「超芸術トマソン」(汚い-すいません)。わたくし実は赤瀬川さんのこの本に影響されてカメラで街歩きをするようになりました。
トマソンとは何ぞ!ヒトの無意識の製作物にして他人に発見されることで意味づけられ価値を見出されるも、いずれ消えてゆく都市の紅葉のようなもの、とでも。参考までにトマソン物件「庇」(2014年吹田市)。

窓が塞がれたことで庇が意味を失いつつも塞がれた窓跡とともに美しく塗装され保存されているという・・・。
ということで今年もワケわからないまま終わりそうです。みなさまほんとうにありがとうございました。来年もよろしくお願いします。三ヶ日は天気が悪いそうで恒例歩き初めも難しそうです。のんびりさせていただこうと思います。