16/06/27 Smoke on the water (ディープ・パープル)

三川合流地点はもっと上流でそは淀城なり、と。しからば検索およびフィールドワーク行ってみよう!

さっそく淀城址からお送りしていますが、これは江戸時代ですね。なんと水上都市ではありませんか。上流である東方面は巨椋池~伏見と続きます。西の端には花畑ってのがいいですね。東京ディズニーシーなんてメじゃありませんよ。
とはいえ水害の問題もあり、明治に入って付け替え工事が始まります。明治42年測図の地図ではこうなっています。

ぜひクリック&拡大してご覧ください。今昔マップという非常にうれしいサイトから古地図をみることができます。もう京阪電車が通っていますね。川筋もほぼ現在と同じです。よく見ていただくと、旧木津川の川筋がはっきりとわかります。川面は今も八幡市の飛び地となっていて興味深いです。宇治川も北のほうに「旧宇治川」、現行のものは「新宇治川」とあります。
この旧川筋は現在いったい?前の記事でご紹介した地理院地図Globeで見てみると

旧木津川の堤防がくっきりと浮かび上がります。競馬場の北にも旧宇治川の高低差が見えますね。ということで、現地では、

向かって右の狭い道が旧木津川の土手、左側の低い道が河床となります。
旧宇治川に架かっていた城と納所を結ぶ淀小橋の場所には碑がありました。

坂になっているのがわかりますでしょうか。碑の前の道路は今こうなっています。

低いところは宇治川だったんですね。このあと、旧土手の旧道をちょろちょろししたりしました。狭いけれど風情あります。こういう「旅」には自転車が一番ですね。