20/06/10 山陰 in the sun

国道9号線に沿う旧山陰道をめぐってみます。山陰道も歴史が古すぎて少しずつ変わってきているようなのですが、明治時代の地図の山陰街道と街並みをできるだけたどりました。鳥取まで行ってみたいのだけれどまあ無理ですので福知山から京都をめざします。福知山はたいへん大きな町で予習不足でした。そのうち路地裏など探索してみましょう。

生野宿の街並み。やはり郵便局もあります。百人一首「大江山生野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立」の生野がこの辺りで、鬼伝説のある大江山も天橋立も福知山のまだだいぶ先です。


菟原(うばら)宿。大きな里で学校もあります。まっすぐな道だけどさびしくない。のんびりが心地よく。

菟原からは山越えの旧旧道(細野峠)が保存されていますが、今日は割愛(笑)。


檜山宿。篠山、綾部方面の街道と交差する要衝。賑わいを感じます。
取り留めなく長くなりそうなので・・・


須知宿。ここもいいなあ。いつも何度でも。あの国道9号のすぐとなりにこんな道があるんですよね。まるで隠れ家。


須知から観音峠を越えて園部宿。現役の旅館がありますね。園部を通過するときは旧道を通るようにしています。


宿場町ではなかったようですが八木の街並み。このあたりから現国道9号は渋滞することもあるので一石二鳥。



大都会亀岡。福知山城も亀山(亀岡の旧名)城も明智光秀の居城で、まるでエキナカのスタジアムもできたのに、コロナ騒ぎで苦戦中。亀岡は高槻の隣なのだけれど勉強不足で、今年は亀岡を追求しないといけないと思っています。お米屋さんにプラッシーの看板がありますが、まだ売ってるのか?ぜひ飲んでみたいのですが。

老ノ坂峠に向かう亀岡盆地の際に山陰古道。バイクで何とか通行可。今日一番の難所(笑)。

旧老ノ坂トンネル。ここを超えると京都市街。すぐ隣に現老ノ坂トンネルが通っているのだけれど静寂。別世界。


市街の喧騒を少し離れて京都市街の樫原(かたぎはら)宿。山陰道で京都から一番目の宿場町。こんなところがあったんですね。いい感じです。

桂川に出ました。左手は桂離宮。向こうに愛宕山が見えます。長くなりましたが今日はここをゴールとしましょう。いいお天気でした。梅雨入りの前にたっぷり日光消毒できました。ながながとお付き合いいただきまことにありがとうございました。