続・芥川で遊ぶ!

 大阪府高槻市を流れる芥川やその他フィールドでの写真など。

08/10/13 坂の上の雲

 これも四国ネタかもしれません。読み始めた動機は主な主人公3人(この小説の場合主人公は多数いる)が松山の人だったからです。久しぶりに司馬遼太郎読んでます。やっぱり面白いわ。しかも四国ネタであり明治モノですのでねー。



 主な主人公の一人、俳句の正岡子規は3巻くらいで亡くなっちゃうんですが、メインは日露戦争。陸軍の秋山好古、海軍の秋山真之兄弟が松山出身ということです。

 わざわざご紹介するのは、第5巻、旅順要塞の攻防、映画で「203高地」とかありましたアレです。私には驚きのエピソード。

 両軍とも、ものすごい死傷者を出す。特に日本軍は10万の兵士のうち6.5万が死傷、死亡は1.5万人という当時ではありえない数字だそうです。そんな激戦の中、両軍兵士の遺体が戦場に累々と横たわってる。そこで、日露両軍の間で、戦闘休止の期間が決められたそうです。この日この時間は両軍戦闘休止。その時間は自軍の兵士の遺体を収容するためだったとあります。その作業中日露の兵士は接近遭遇するわけですが、露軍兵士からお菓子をもらったとの記録もあるそうです。
 さらに戦闘はクライマックスを迎え、露軍降伏と決まってしまうと、両軍兵士はさっさと戦場を離れ、旅順市街であまつさえ一緒に酒を飲んだとのことです。戦場が自国ではないので、中国の人々にはひとんちで何さらしてくれとんねん、てところでしょうが、何か、ひたすら命からなにから消耗する戦闘がもうやっと終わってくれた、お互いほっとしたみたいな感じだったんでしょうか。あと、軍人同士の「信義」みたいなのもあったんでしょうかね。
 わが師は、「当時は相手の顔を見ながらの戦争だからねー、今の戦争は安全な所からミサイル飛ばして全然顔も見えない。ひと対ひとじゃない」、と言われました。
 宮崎駿巨匠は「レーダーの発明がすべてを変え、戦争はさらに酷薄なものになっていくのである」と同様なことを言われています。
 文春文庫で全8巻、今6巻を読んでいます。「坂の上の雲」、NHKでドラマ化されるそうです。

テーマ:歴史小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/10/13(月) 20:45:44|
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大阪府高槻市に住んでいる中年男。芥川は高槻の鴨川、というのが理想。

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